おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
5月中に出る私の2冊の本の紹介です。
1.『働く人のためのアドラー心理学 ー「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣』 (朝日文庫、600円+税)
2.『自分を勇気づける アドラー心理学7つの知恵』(ベストセラーズ、1,400円+税)
『働く人のためのアドラー心理学―「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣 』 (600円+税)の販売がすでにアマゾン始まっているようです。
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働く人のためのアドラー心理学 「もう疲れたよ…」にきく 8つの習慣 (朝日文庫) |
| 岩井 俊憲 | |
| 朝日新聞出版 |
アマゾンに予約した人にもう届いているようです。
本日(5月3日)、ヒューマン・ギルドにまずは30冊ほど入荷します。
この本の【目次】は、次のとおりです。
プロローグ アドラー心理学の基本にふれる
・働く人にこそ知ってほしいアドラー心理学
・人間は、自分の行動を自分で決められる――アドラー心理学の基本1[自己決定性]
・人間の行動には「目的」がある――アドラー心理学の基本2[目的論]
・人間を「部分」に分けずに、「全体」から考える――アドラー心理学の基本3[全体論]
・人間は、それぞれ異なる「心のメガネ」で現実を見る――アドラー心理学の基本4[認知論]
・人間の行動には、必ず「相手役」がいる――アドラー心理学の基本5[対人関係論]
・習慣を変えれば「もう疲れたよ…」という状況は変わる
習慣1 「ありのままの自分」を受け入れる
・それでも、今の自分に「イエス」と言う
・「過去の自分」を受け入れる
・自分の心に栄養をあげる
・前向きになれる言葉をつぶやく
・「自分の品位」を守る
習慣2 自分を知る
・強みに目を向ける
・短所を長所に言い換える
・自分の本当の気持ちを知る
習慣3 失敗や欠点を糧にする
・ハンデや逆境を生かす
・不運も輝きに変える
・「職場のせい」をやめてみる
・失敗を「客観的に」振り返る
習慣4 負の感情とうまく付き合う
・負の感情をパートナーにする
・「不機嫌の本当の理由」に向き合う
・「悪気はない」の視点で考え直す
・「みんなって、本当にみんな?」と問い直す
・「決めつけ」をやめる
・まわりの人の常識と折り合いをつける
・「○○さんなら、どうするだろう」と仮定する
・「要求」よりも「ほのめかす」を大事にする
習慣5 建設的に考える
・「建設的」という判断軸をもつ
・楽観的に考え、今できることをする
・「最悪のことは、まずない」と開き直る
・人のいい面をとらえる
・「なぜ」と問うのをやめる
・「たとえ困難であっても」で発想する
習慣6 大局から見る
・「そもそも論」で考え直す
・目の前の問題を棚上げする
・注意するときは、仕事ぶり全体にもふれる
・学びつつ、実践する
・まわりの人と感覚を共有する
・「小さい問題」と「本質的な問題」を分ける
・より多くの人の「常識」から考える
習慣7 共感する
・相手の目で見る
・心のメガネをかけ換える
・共同で作業してみる
習慣8 勇気を持つ
・「困難は乗り越えられる」と信じる
・誰かを勇気づける
・1日3人に対して「勇気づけ」をしてみる
・より早く、より多く信頼する
・自分の問題と相手の問題を分けて考える
・「変える勇気」と受け売れる勇気をもつ
本の中の次の文章をお読みください。心に響きませんか?
そのとき感じた痛みをなしにすることはできません。
ただ、それぞれの出来事がもつ意味は変えることができます。
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挫折したからこそ、気づくことができます。
悔しい経験をしたからこそ、奮起することができます。
傷つけられた痛みを知っているからこそ、人に優しくできます。
今の自分と同じように、過去の自分を受け入れる。
それもとても重要なことなのです。
*P.63 習慣1 「『ありのままの自分』を受け入れる」の「『過去の自分』も受け入れる」から
昨日の夕方、大塚にあるKKベストセラーズに行きました。

5月26日に発売される『自分を勇気づける アドラー心理学7つの知恵』(1,400円+税)のゲラの引き取りと打ち合わせのためです。

この本は、2013年11月に同文館出版から出ていた『カウンセラーが教える「自分を勇気づける技術」』(1,400円+税)に加筆・修正、章組み変更の上、いわゆるリメイク出版するものです。
「自己勇気づけ」に関する決定版として、何としても世に残しておきたい本です。
◆本田 健さんのメルマガでジョン・グレイ博士が質問に答える動画セミナー“Dear
John Gray”『「愛」とは何ですか?』の翻訳と字幕入りの配信が開始されました。
パートナーシップにおける愛だけでなく、人生全般に通じる尊敬・信頼を伴う「愛の本質」がわかりやすい言葉でシンプルに語られています。
⇒ https://youtu.be/EahXhSe9ZGU
<お目休めコーナー>5月の花(3)

