アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ

アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。

夫婦の考え方には「時差」がある

おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
カウンセリングをしていて、クライエントの方から面白い表現を学びました。
「夫婦の考え方には『時差』がある」というのです。

結婚して半年ほどのその女性によれば、夫が家でコーヒーを飲みながら「1週間前にこんなことがあって・・・・」と話したのに驚いたそうです。自分ならば、「今日どうのこうの・・・・」と言うはずなのに、1週間前の話を今頃になって話すことは思いもよらず、「この人どういう人なの?」と、最初は思ったそうです。

夫の様子をよく観察してみると、冗談を言ってもしばらく考えていて、それから「なるほど面白いね」と夫が言うので、どうもテンポが合わないと受け止めていました。 朝「あなたの考えを聞かせてね」と言うと、「しばらくしたら言うね」と語るので、その晩を楽しみにしていると、3日後に答えが返ってくるのだそうです。

この夫婦が海外旅行をしたとき、時差があることを体感しました。それ以来この妻は、「夫婦の考え方には『時差』がある」と思うことで夫婦の違いを受け入れたのです。

この話を聞いて、私は、夫婦の感覚タイプの違いだと、すぐに判断しました。
妻は、おそらく視覚型か触覚・運動型、夫は、典型的な聴覚型なのです。外界の把握の仕方がまるで違うのです。

感覚タイプの違いは、カウンセラー養成講座などで演習することなので、この日記ではあまり詳しく書きませんが、私の結婚観を述べて終わることにします。

すべての結婚は、国際結婚だと思おう。
なまじ同じ顔、同じ言葉の人間だから日本人同士で分かり合えると誤解する。伴侶は、言葉も考え方も、育った文化もまるで違う外国人だと思おう。
そうすれば、相手をより理解することができる。違いに対して寛容でいられる。

◎今日の「勇気の伝道」ヒューマン・ギルドで開催する講座、山田秀世さん(大通公園メンタルクリニック院長、精神科医)による「アドラー心理学をパワーアップする」の2日目に参加します。昨日は、森田療法に関して徹底的に学びました。今日は、それにブリーフセラピーの技法を加えてご指導いただきます。