おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
昨日(4月17日)の午後は、武道館で行われた、ある1万人集会に参加してきました。
それはさて置き、この金曜日から日曜日にかけて猛烈に本を読みました。
そのうちの1冊が、この『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(岩崎 夏海著、ダイヤモンド社、)というタイトルがやたら長い本。
![]() |
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 岩崎 夏海 ダイヤモンド社 このアイテムの詳細を見る |
この本は、野球部の女子マネージャーを主人公とする青春小説です。
しかし、この本が並みの青春小説でないのは、主人公の川島みなみが P.F.ドラッカー(1909-2005、アメリカの経営学者、社会思想家)の『マネジメント』に出合って、その理論の応用して、親友や監督、部員の協力を受けながら、東京の公立高校を甲子園出場に導く物語になっていることです。
![]() |
マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版] P・F. ドラッカー,上田 惇生 ダイヤモンド社 このアイテムの詳細を見る |
↑
引用された本
こちらが完全版
↓
![]() |
マネジメント 上 P.F.ドラッカー ダイヤモンド社 このアイテムの詳細を見る |
![]() |
マネジメント 下 P.F.ドラッカー ダイヤモンド社 このアイテムの詳細を見る |
私は、大学時代に経営学を専攻し、ゼミ論(「経営組織論」のゼミで、3年生、4年生の2回論文を書いた)でドラッカーのことを取り上げていたので、かなり彼の本を読み込んでいました。
その立場から見ても、著者の岩崎夏海さんは、しっかりと『マネジメント』を読みこなし、小説に生かしていることがわかりました。
はっきり言って「とても面白い」です。
経営学も、経営のことも知らなくとも、組織の運営に関わる人は、この本から示唆が得られます。
ストーリーも面白く、読み出したらやめられなくなる本です。
◎ドラッカーの理論を知りたい人は、次のURLを
『週刊 ダイヤモンド』「3分間ドラッカー」
http://diamond.jp/category/s-drucker_3m
<お目休めコーナー> 武道館脇の公園にて①






