おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
珍しく遅起きしたためこの時間の更新になりました。
昨日は大手町のサンケイプラザに出かけて第16回 交詢社オープンフォーラムに3時間たっぷり参加したり、家でYouTubeとAIで勉強した日でした。
主催の一般財団法人交詢社明治初期の頃、当時まだ「社交」という言葉が十分に使われていなかった時代 に、福澤諭吉先生の主唱により、銀座の地に創られた日本最古の社交機関です。
フォーラムのテーマは「日本経済再生への道を探る」

出演者は、 次の方々でした。
◆基調講演 小林 鷹之 氏 (元経済安全保障担当大臣衆議院議員)
◆パネルディスカッション
コーディネーター
冨山 和彦 (株式会社IGPIグループ会長)
パネリスト(五十音順)
翁 百合 氏 (株式会社日本総合研究所理事長)
菅野 幹雄 氏
(株式会社日本経済新聞社常務執行役員論説委員長)
星野 佳路 氏 (星野リゾート 代表)
小林 鷹之 氏の講演は、格調高く始まりましたが、ユーモアも乏しく私を惹きつけるほどの迫力はありませんでした。
私はふと、安倍元総理が第一次内閣で首相を辞した後、民主党政権下の時期に講演で語っていたことを思い出しました。
同じ交詢社オープンフォーラムの第4回目でした。
2012年6月18日付けブログ 『危機の時代のリーダーを育てる』のお勉強
『危機の時代のリーダーを育てる』との基調講演で安倍晋三氏が語ったことをこんなふうにメモ書きしていました。
1時間の安倍晋三氏の講演では、M.ウェーバーの政治家に必要な3つの資質として、(1)責任感、(2)判断力、(3)情熱、を引きながら、祖父の岸信介、自分が仕えた森喜郎、小泉純一郎の首相のリーダーシップ・人柄を語り、さらには、今後のリーダー像として「守るべきものは何か?」を問いながら国柄を自覚したリーダーのあり方でまとめました。
小林氏が国の本格的なリーダーになるためには、もう少し聴衆を魅了する話術を身に着ける必要があるように感じました。
その点、パネルディスカッションのコーディネーターの冨山和彦氏の話やコーディネートぶりには魅了されました。
3人のパネリストの個性を引き出し、日本が迎える2050年が決して一部のメディアが報じるような悲観的なものではなく、日本の底力を発揮することと取り組み方次第でむしろ明るい材料があるとの論調でした。
私は、企業再生家として冨山和彦氏に注目していましたが、現在は事業家として衰退産業と言われていたバス会社や鉄道会社などを束ねて常識を覆す貢献に敬意を表しています。
そこで、家に帰って彼の出演するYouTubeを2本ほど視聴しました。
さらに、研修を受託しているチャレンジングなテーマについてCopilotの助けを借りたら、次から次へと情報が入り、とても有能な参謀(知恵袋)を得たような気がしました。
このように、時に出向いたり、本を読んだりするだけでなく、求めればいくらでも情報が得られるこの時代に生きることができて、しみじみと幸福だと感じます。
こんな知の収集、蓄積、発信がここ数年の私のテーマです。
<お目休めコーナー> 6月の花(9)
