アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ

アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。

アドラー心理学では珍しい夢のワーク

おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(5月28日)は、ヒューマン・ギルドで10:00~17:00にヒューマン・ギルド研修室で 夢を読み取る! アドラー心理学による「夢のワーク」1日講座 を行っていました。

A.アドラーは、夢解釈をライフスタイル分析の重要な糸口と考え、本にも書いていましたが、この日本では夢の講座をしっかりとできるのは、恩師ペルグリーノ博士の薫陶を受けている私だけだと言っていいほどです。

ポイントは、夢の固定的な象徴解釈を打破し、関連するライフ・タスクと結びつけて夢からのメッセージを受け取ることです。

 

私は、アドラー心理学による夢解釈のヒントとして次の点をお伝えしました。

1.象徴解釈の罠にはまっていないか?  
2.関連するライフ・タスクは?
3.舞台装置は? 登場人物(配役)は?
4.どんな感情が残ったか?
5.何のリハーサルをしようとしているのか?

私が5月25日の朝に見た夢を細かく分析してから、グループ内で全員の夢について解釈を施しました。
特に受講者のお一人についてサイコドラマを行いました。

子どもの頃からお母さんに包丁で刺されて死ぬ、というKさんが繰り返し見る夢を扱いました。

Kさんのライフスタイルが浮き彫りになりましたが、これで終われせず夢の書き換えを行いました。

Kさん夢の治療的な関与により事件が起きる前に食い止めることができました。

受講者たちの深い学びにつながる講座になったようです。

年内にもう一度やりたいと思うようになった私です。

アドラー心理学による夢解釈については、アドラー心理学による夢解釈講座 のカテゴリーをお読みください。
面白いですよ。

<お目休めコーナー>5月の花(29

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