おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日は福岡で『カウンセリング・セールス』研修を8ぶりに行ってきました。

主催は某銀行系の研修会社。
10人の受講生に対して「アドラー心理学をセールスの分野に活用すれば、営業の世界で生きがいを感じ、確実な成果が出せる!」とし、
#共感 #信頼 #対話 #提案 #勇気づけ
をキーワードにし、「テクニックよりも心構えを育てる講座」として位置づけました。

冒頭の5分ほどで、次のような話をして受講者の関心を惹きつけました。
《私は新卒で入った外資系企業で営業部に配属されたことが嫌で嫌でたまらなく、いつ辞めようかと考えてばかりいたことから話し始めました。
入社前の自分の志望部署は企画・人事・経理と書いていたのです。
ところが、配属されたのは、なんと営業部門。
営業部長は、とても尊敬に値する人ではありませんでした。しかし半年も経たないうちに部長が変わり、総代理店1社の担当を任されることになりました。
私は、できるだけ早い転職を視野に中小企業診断士の資格を取り、その知識をもとに筆頭格の総代理店の財務内容をチェックしたところ、危機状態にあることを見抜き、営業部長に進言することでその総代理店から一部営業譲渡を行うことになり、流通機構の再編に至りました。
そのことがキッカケで、私は新規に設立された販売会社に出向することになりました。
面談の際に、自分がそもそも営業に向いてないと訴えたことに対して、その上司は、持ち前の誠意をもってすれば必ずやっていけると勇気づけてくれました。
担当はルートセールス。代理店に対する営業です。
ルートセールスを担当している時に出合った1冊の本が私のセールス観を変えました。》

■2026年7月8日付けブログ「【As if(あたかも~のように)】で暮らしてみると・・・・(1):『私はどうして販売外交に成功したか』」を参照することをお勧めします。
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https://tiwai-humanguild.hatenablog.com/entry/f34022fc4110a882924fa2ee8e478757
研修では、メニューのほとんどをお伝えすることができました。
グループ討議を多くし、初対面の人と2人1組を作り、お互いのことを【ゲスフー】(あなたって、いったいどんな人かしら?)という、初対面の人の観察をもとに推測して伝える演習。
そこから発展させてパートナーを全員に向けての【他己紹介】としてその人の長所・魅力を伝えるワークも行いました。
意欲的な受講者との質問を中心とした【対話】のやり取りのデモンストレーションも行いました。
20分程度でしたが、本人の気づきを引き出し感謝された感がありました。
もちろん最後は勇気づけで終わりました。
アンケート結果を見ると参加動機は8割が上司・人事・教育部門からの指示。
セミナーの内容は「充分理解できた」が7割、「理解できた」が3割でした。
期待に対する結果としては、期待どおりが6割、普通が3割。
研修を終えて振り返ってみると、次の3つのことで総括できます
・アドラー心理学の理論とそれに基づく勇気づけは営業部門にとても向いていること
・カウンセリング理論としての相互尊敬・相互信頼・協力・目標の一致は、そのまま顧客対応に使えること
・私自身の13年間の外資系企業でのビジネス経験のうちの最初の6年半の営業経験は、その後の人生においてとても価値ある体験だったこと
8年ぶりの『カウンセリング・セールス』研修。
担当してみてとても充実感がありました。
この案件を成約できた目次 心さん、先方のスタッフの方々、10人の受講者の方に感謝申し上げます。
(お目休めコーナー)
